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症状はありがたい

ホメオパシーでは症状が出ると、「ありがたい」というように考えます。
それは「症状こそが心や身体の内部のアンバランスを、サインとして外側に知らせている」と考えるからです。


症状を出すからには、何か理由があり、その結果として表れているのが症状だと考えます。

そして、ホメオパスはその症状があるからこそ、その症状にあったレメディーを選択することができます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ホメオパシーでは、症状を抑圧することなく、

出ている症状については完全に出し切れるよう、自然治癒力が働くことをお手伝いします。

例えその症状自体を抑えたとしても、原因が残っている限り、

その症状は形を変え何度も何度も繰り返し現れることになるのです。

逆に言えば、原因をなくせば自ずと症状もなくなるということになります。

また、「症状を出せていない」あるいは「薬などによって一時的に症状を消している」ものを「抑圧」という考えをします。

例えば、傷んだ食べ物を食べてしまったとき。体内ではその異物を取り除こうと、嘔吐や下痢という症状を起こすでしょう。このとき、嘔吐や下痢の症状を薬によって止めてしまうと、その異物は一体どこへいってしまうのでしょう?
ホメオパシー的には、こういった薬による見た目の症状を消してしまうことは、

治癒ではなく、より症状を見えない深い部分に押し込んでしまい悪化させている(抑圧)と考えます。

しかし、症状が激しく出ている場合、その症状が辛くて辛くて耐えられないとき、どうぞ、ホメオパスに相談してください。
全てを一気に吐き出して、治癒へ導く!というのは理想ですが、やはり人それぞれ症状の出方は違います。

個人の背景や生活環境、心の持ち方などによっても大きく変わってきます。


それぞれが、自分の速度で自分やその症状に向き合っていくことに、寄り添っていきたいと思います。
そして、最終的には、症状を出し切って、原因を根絶して、心身ともに健やかでイキイキと毎日を送りたいものですね。

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